パソコンやスマホで聴く音楽はストリーミング配信が主流になってきた。アップルやアマゾン、Spotify、米グーグルといった海外勢に、楽天やAWAといった国内勢も加わって激しい競争を繰り広げている(図1)。いずれも1億曲近い楽曲を提供。月または年間で契約するため、サブスク配信とも呼ばれる。月額料金はおおむね1000円程度だ。
無料プランも提供しているサービスもあるので、気軽に試してみよう。ただし、無料だとたいていは「曲間に広告が入る」「フル再生が不可」「音質が落ちる」といった制限が設けられている。「Spotify」と「YouTubeMusic」は無料での制約が比較的緩いので、利用しやすい。
パソコンでこれらのストリーミング配信を楽しむには、Webブラウザーまたはデスクトップアプリを利用する。まずは、Web版Spotifyの使い方を見ていこう(図2)。
Spotifyの場合、最初に登録が必要だが、メールアドレス以外の入力はほぼ不要。ログインすればすぐに利用できる。楽曲を検索して自由に再生したり、制限なくスキップしたりできるのが魅力だ。気に入った楽曲やアーティストは、「お気に入りの曲」に登録しておこう(図3)。後で聴きやすく、再生に基づいて好みに合った楽曲を提案してくれる。プレイリストも自由に作れるので、好きな楽曲を登録しておくとよい(図4)。
とはいえ、Web版では全ての機能は利用できない。デスクトップアプリ版では音質の変更などが可能だ(図5)。なお、無料で使える機能は、Web版、デスクトップアプリ版、スマホアプリ版で異なる。