プログラミング言語のPythonは広く使われるようになり、始めてみたい人も多いはずだ。しかし、Pythonには初心者がつまずきやすいポイントがいくつかある。そうしたポイントを、新人プログラマーAさんの具体的な悩みを解決する形で解説していこう。
(イラスト:森マサコ)
プログラミング言語のPythonは広く使われるようになり、始めてみたい人も多いはずだ。しかし、Pythonには初心者がつまずきやすいポイントがいくつかある。そうしたポイントを、新人プログラマーAさんの具体的な悩みを解決する形で解説していこう。
例外は、プログラムを実行したときにエラーが発生することを指します。例外に対して適切に対処する処理を「例外処理」といい、例外処理をあらかじめ書いておくことは重要です。
プログラムのバグが発生したときなどでは、ログを確認してプログラムの処理の過程を確認する作業が欠かせません。Pythonには、ログを取るための「logging」という標準モジュールが含まれています。
Pythonでは同じ処理でも様々なコードの書き方があります。コードによって、読みやすさや処理速度などが変わってきます。
繰り返し処理は、for文を使うと楽に記述できます。Pythonのfor文は、ポイントがわかれば怖くありません。for文の基本的な使い方を解説しましょう。
複数の値をまとめて扱うデータ型には、リストのほかにも、前述したタプルや「辞書」があります。それぞれの特徴を確認していきましょう。
Pythonで、なぜインデントするのでしょうか。それは、同じスペースの個数分インデントした複数の行を、1つのブロック(処理のまとまり)として認識するように、Pythonの仕様が決まっているからです。