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 日経クロステックではプログラミング言語についてのアンケート調査を2022年10月11日~10月28日に実施し、人気のプログラミング言語や今後スキルアップしたい言語を尋ねた。調査結果から浮かび上がったのは、Javaの復権やRustやGo、TypeScriptといった新興言語の台頭だった。

 では、利用しているプログラミング言語によって年収に違いがあるのか。これを探るため、アンケートでは、100万円未満から1500万円以上までを100万円刻みで分けて、ITエンジニアに年収を尋ねた。

回答者の平均年収は662.9万円に

 その結果、「500万円~600万円未満」と回答した人が69人で最も多く、第2位は「400万円~500万円未満」(62人)、第3位は「700万円~800万円未満」(56人)。回答者457人の平均年収は662.9万円だった。

年収別の回答者数
年収別の回答者数
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 国税庁の民間給与実態統計調査によると、令和3年(2021年)の1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は443万円である。今回のアンケートに回答したITエンジニアの平均給与は、全職種を対象とした給与所得者の平均額よりも200万円以上高かった。