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 千葉県市原市の山中に位置するゴルフ場のクラブハウス建て替え計画である。敷地はかつて山頂だった場所を切り土して造成、開発されたことが、過去の航空写真や周辺の等高線データより推測された。

 新クラブハウスでは、敷地造成前に存在したであろうかつての山の稜線(りょうせん)をなぞるような形態の、おおらかな1枚屋根とした。土地になじみ、昔からあるようで親しみやすい印象を与えつつも、独創的で、どの最終ホールから見ても印象に残る風景を創造することが狙いだ。

クラブハウス北側外観。かつての山の稜線を再現するように、おおらかな大屋根を架けた(写真:エスエス)
クラブハウス北側外観。かつての山の稜線を再現するように、おおらかな大屋根を架けた(写真:エスエス)
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断面図
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平面図
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南側の車寄せ。R寸法が小さい3次曲面形状の軒どいは、ステンレスをレーザー加工して屋根の線形と取り合わせた(写真:エスエス)
南側の車寄せ。R寸法が小さい3次曲面形状の軒どいは、ステンレスをレーザー加工して屋根の線形と取り合わせた(写真:エスエス)
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ハイブリッド梁を配したエントランスロビー。全面ガラスを通してコースの風景が目に飛び込んでくる(写真:エスエス)
ハイブリッド梁を配したエントランスロビー。全面ガラスを通してコースの風景が目に飛び込んでくる(写真:エスエス)
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