長らく世界のイノベーションの中心地だった米国シリコンバレーに異変が起こっている。成長し続けたビッグテックの業績にかげりが見え始め、人員削減に踏み切った企業もある。賃料高騰や税制を理由に本社を移転する“脱シリコンバレー”も進んでいる。これは凋落なのか。一方で、Web3などの新分野では相変わらず起業が絶えず、投資も依然として衰えていない。最先端テクノロジーやサービス、そしてそれを育む文化とその変化をリポートする。

連載
シリコンバレー・テックフロント
(写真:123RF)
目次
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Amazonのすごいドローン、構想から9年で「Prime Air」離陸へ 新型機も披露
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が構想から9年をかけたドローン配送「Prime Air(プライム・エア)」がようやく2022年内に米国内で始まる。2022年11月10日に米ボストンで開いた発表会で詳細を明らかにした。10年後の2032年までに年間で5億個の荷物を空輸する計画も発表し…
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Amazon初の完全自律型搬送ロボットの実力、「ここまで来るのに50年かかった」
ロボット掃除機のような円形の機械が、するすると荷台の下に潜り込んでいく。しばらく自分の位置を微修正して、ぐっと荷台を持ち上げた。Amazon.com初となる完全自律型搬送ロボット「Proteus(プロテウス)」の実力とは──。
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Amazonのすごいロボットアーム、数百万種の商品を識別してびっしり箱詰めする離れ業
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が新型ロボット「Sparrow(スパロー)」を発表し、報道陣に公開した。スパローは同社で初めて、梱包前の個別商品を扱うことのできるロボットだ。アームだけでなく、認識などを担うシステム全体の名称となる。スパローは10年間の集大成の1つだ。その実力を見て…
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Amazonのすごいロボット、ベールに包まれた最先端研究施設の内部を動画で見る
米Amazon.comが原則非公開としてきたロボット研究拠点「BOS27」。米国時間2022年11月10日、同社は海外メディアを含む報道陣に対して初公開した。ベールに包まれていたアマゾンの最新ロボットを全4回の連載で紹介する。初回はBOS27の内部の様子と、同日に初公開されたロボットを動画で見てい…
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