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共同制作やセキュリティ機能が強化
【iOS】 【iPadOS】 【macOS】

 ここからは各OSに共通する新機能をメインに紹介しよう。地味かもしれないが、意外に使う機会が増えそうなのが標準アプリ「メール」の送信取り消しと送信予約機能だ(図1)。送信を実行してから約10秒間は画面に「送信を取り消す」が表示され、クリックやタップで取り消し可能だ。送信予約は、送信ボタンを長押しすると表示されるメニューで指定する。「今夜21:00に送信」「明日8:00に送信」のほか、「あとで送信」から任意の時刻を設定可能だ。

●メールの送信予約、送信メールの取り消しが可能に
●メールの送信予約、送信メールの取り消しが可能に
図1 標準アプリの「メール」が時刻指定でメールを送信できるようになるとともに、「Gmail」などでは既に導入済みだった送信メールの取り消しに対応する
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 また、複数のメンバーとオンラインでつながり、共同制作するといった機能ではOSの垣根を超えて利用できる場合が多い。「Safari」の「タブグループ」が共有可能となり、招待したメンバーと同じタブグループを見ながらオンライン会議などをできるようになる(図2)。

●共有タブグループで同じWebページを見ながら打ち合わせ
●共有タブグループで同じWebページを見ながら打ち合わせ
図2 Safariの「タブグループ」をほかのユーザーと共有できるようになった。互いに見ているタブが分かり、新たなタブの追加も可能。オンライン会議でも役に立つ機能だ
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