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Additive Manufacturing(AM、付加製造)/3Dプリンティングに関する世界最大級の展示会「Formnext(フォームネクスト) 2022」がドイツ・フランクフルトで開幕した。会期は2022年11月15日~18日の4日間。3Dプリンターの装置、材料、ソフトウエアを手掛けるメーカーや研究機関が一堂に会する。
Formnextは2015年に初開催され、今年で8年目を迎える。新型コロナウイルス禍の影響で2020年はオンライン開催、2021年はリアル開催したものの2019年と比べると規模を縮小していた。2022年は新型コロナの影響も落ち着き、出展者数は2021年比3割増の約800団体とコロナ禍前の水準にまで回復している。出展者の約6割は海外から参加するとみられる。
主な会場はフランクフルトメッセのHall11とHall12。それぞれ2階分を使い、計4フロアで展示する。装置メーカー大手では、米Desktop Metal(デスクトップメタル)、ドイツEOS、米GE Additive(GE アディティブ)、米HP、米Markforged(マークフォージド)、米Stratasys(ストラタシス)、ドイツTRUMPF(トルンプ)などが出展する。材料系ではドイツBASF、ドイツCovestro(コベストロ)などがブースを構える。日本からは、DMG森精機、キーエンス、リコー、三菱ケミカル、ニコンなどが出展している。