軽量Linuxは、USBメモリーなどのメディアから簡単に起動でき、低スペックのパソコンでも快適に使える。この特集では、8種類の軽量LinuxをTPO別に厳選して紹介する。

話題の8種を厳選、軽量Linuxはどう選ぶ?
目次
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個性豊かな3つの軽量Linux、簡単復元や超軽量にレスキューも
Zephix Linuxは軽量なデスクトップ環境を採用したUSBブート専用ディストリビューション、Tiny Core Linuxは配布されているISOイメージのサイズが非常に小さいディストリビューション、4MLinuxはさまざまな用途が想定されている軽量ディストリビューションです。
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好みのISOイメージを作れる軽量な「Puppy Linux」、日本語化も簡単
Puppy Linuxは、CD/DVDやUSBメモリーなどのメディアからライブ起動して快適に利用できる軽量ディストリビューションです。起動時にLinuxで利用するファイルシステムをメディアからメモリー上にコピーする仕組みを採用しており、オンメモリーでアプリなどを高速に動かせます。
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オンメモリーで高速動作の「Slax」、アプリは後から自分で入れる
Slaxは、古参のディストリビューション「Slackware」と、Debianをベースにして開発されているディストリビューションです。起動時にメディア内のファイルをすべてPCのメインメモリーにコピーし、その後はメディアにアクセスせずオンメモリーで動作する仕組みを搭載しているのが特徴です。
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複数PCでの利用に向く「antiX Linux」、USB起動でも快適
antiX Linuxは、USBメモリーから起動して快適に利用できるようにさまざまな工夫を凝らした軽量ディストリビューションです。UEFIに対応したブートローダーを採用し、起動時間の短縮など高速化を図っているほか、デスクトップ環境として軽量な「Rox-IceWM」を採用しています。
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世界的人気の「MX Linux」、USB起動でもデータを保存できる
MX Linuxは、世界的に人気のある軽量Linuxディストリビューションです。有名なディストリビューション紹介サイト「DistroWatch.com」では、2019年以降ずっと年間の閲覧数ランキング第1位をキープしているほどです。
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Googleの軽量OS「ChromeOS Flex」、豊富なLinuxアプリを使える
最近、米Google社の「ChromeOS」を搭載したChromebookが人気です。「ChromeOS Flex」は、このChromeOSと同様な機能を一般的なPCへインストールできるようにしたGoogle社の新しいOSです。2022年7月に正式版がリリースされました。
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個性豊かな8種類の軽量Linux、選択の決め手は何?
本特集は、無数にある軽量Linuxのうち、米Google社が開発し2022年7月に正式公開した「ChromeOS Flex」や、世界的に非常に高い人気を誇る「MXLinux」など特に注目度が高くオススメのものを8種類厳選して紹介します。
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