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 Windows 10を搭載した古いパソコンでは、ストレージの容量不足に悩んでいる人も多いはず。そういう場合は、SDカード、USBメモリー、外付けSSDなどを利用するとよい。手間をかけずにストレージ容量を簡単に増やすことができる(図1)。ここでは、各ストレージを使用した増設技を紹介しよう。

図1 SDカード、USBメモリー、外付けSSDを用いれば手軽にストレージ容量を増やせる。各ストレージのデータ転送速度の目安は左の通り。SDカードはパソコンのカードリーダーがUHS-I[注]対応か非対応かで性能が大きく変わる
図1 SDカード、USBメモリー、外付けSSDを用いれば手軽にストレージ容量を増やせる。各ストレージのデータ転送速度の目安は左の通り。SDカードはパソコンのカードリーダーがUHS-I[注]対応か非対応かで性能が大きく変わる
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 パソコンにカードスロットがあるなら、SDカードを挿しっ放しで使ってみてはどうだろう(図2)。128GBの高速モデルでも2000円前後で入手できる(図3図4)。ただし、カードリーダーがUHS-Iインタフェース[注]非対応の場合は激遅になるので要注意だ。

[注]UHS-I(Ultra-High Speed-I)は、SDメモリーカードの高速なデータ転送規格の1つ。最大104MB/秒のデータ転送に対応する
カードスロットがあればSDカードで簡単に容量を増やせる
カードスロットがあればSDカードで簡単に容量を増やせる
図2 パソコンにカードリーダーがあれば、SDカードで手軽にストレージ容量を増やせる。ただし図1の通り読み書き速度は遅い。特にパソコンのカードリーダーがUHS-I非対応だと激遅になる。頻繁に読み書きしない大容量データの手近な保存場所に向く
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●128GBでも1500円前後から購入可能
●128GBでも1500円前後から購入可能
図3 SDカードは低価格な点も魅力。64GBまでなら1000円以下で購入可能。128GBモデルでも1500円前後から購入できる
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図4 高コスパの128GBモデル。UHS-I対応カードリーダーで使用する場合は100MB/秒近いデータ転送速度が出る
図4 高コスパの128GBモデル。UHS-I対応カードリーダーで使用する場合は100MB/秒近いデータ転送速度が出る
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 極小タイプのUSBメモリーでも、スマートにストレージ容量を増やすことができる(図5)。

極小USBメモリーで容量を増やす
極小USBメモリーで容量を増やす
図5 サンディスクのUltra Fit SDCZ430シリーズのような極小タイプのUSBメモリーでもスマートにストレージ容量を増やせる。読み書き速度がSDカードより速い点も魅力だ
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 ポイントは再フォーマット(図6)。一般的にUSBメモリーは4GB超のファイルを保存できない「FAT32」でフォーマットされている。そのため、4GB超のファイルを保存するには「exFAT」か「NTFS」で再フォーマットする必要がある。通常、USBメモリーはMacやAndroidなどでも使えるexFATでのフォーマットが推奨される。しかし、10や11だけで使用するなら互換性は問題にならない。挿しっ放しでの使用が前提なら、データの安全性が高いNTFSがお薦めだ。読み書き速度も若干ながら勝る。

●NTFSフォーマットがお勧め
●NTFSフォーマットがお勧め
図6 4GB超のファイルを保存する場合は、exFATまたはNTFSで再フォーマットする必要がある。パソコンに挿したまま使用する場合は、データの安全性が高く、読み書きも少し速いNTFSがお薦めだ
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 性能重視ならSSDの一択。USBメモリー型なら比較的省スペースでSSDを増設できる(図7)。

性能重視なら外付けSSD
性能重視なら外付けSSD
図7 速度重視ならSSD一択だ。ただし、極小サイズのUSBメモリー型SSDでも挿したまま持ち歩くのは無理。挿しっ放しで使うには、パソコンの周囲にある程度のスペースが必要になる
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