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 古いノートパソコンの作業効率を上げたい場合は、外部ディスプレイの増設が最も効果的だ(図1)。視認性が格段に向上し、作業スペースを広げることができる。

図1 ノートパソコンの作業効率を上げたいなら、外部ディスプレイの増設がお勧めだ。追加したディスプレイに画面を拡張表示させ、作業領域を広げられる。複数の作業を同時に行うマルチタスクが格段に楽になる
図1 ノートパソコンの作業効率を上げたいなら、外部ディスプレイの増設がお勧めだ。追加したディスプレイに画面を拡張表示させ、作業領域を広げられる。複数の作業を同時に行うマルチタスクが格段に楽になる
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 現在主流の液晶ディスプレイには「据え置き型」と「モバイル型」がある(図2図3)。とにかく画面を大きくしたい人には、23型以上を選べる据え置き型がお薦め。ただし設置スペースなども考慮する必要がある。

液晶ディスプレイは据え置き型とモバイル型の2種類
液晶ディスプレイは据え置き型とモバイル型の2種類
図2 画面の大きさを重視するなら、23型以上の大画面モデルを選択できる据え置き型がお薦め。画面を90度回転できるピボット機能を搭載した製品を選べば縦型表示させることも可能だ
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図3 手軽にマルチディスプレイ化したいなら、使用しないときはしまっておけるモバイル型がお薦め。持ち運びができる点も便利だ。ただし、画面サイズは最大でも17.3型となる
図3 手軽にマルチディスプレイ化したいなら、使用しないときはしまっておけるモバイル型がお薦め。持ち運びができる点も便利だ。ただし、画面サイズは最大でも17.3型となる
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 持ち運んで利用したり、使っていないときはしまっておきたい人にはモバイル型が適している。

 ディスプレイを増設する際にまず確認しなければならないのが、パソコンの映像出力端子だ(図4)。現在の主流はHDMIだが、この映像出力端子がなくてもUSB Type-C端子が映像出力に対応している場合もある。対応の有無はマニュアルやウェブサイトで確認しよう。

パソコンの映像出力端子をチェック
パソコンの映像出力端子をチェック
図4 ディスプレイを増設する場合は、まずパソコンの映像出力端子を確認しよう。最近のパソコンではHDMI端子が主流。USB Type-Cが映像出力に対応している場合もある。ビジネス向けではアナログRGB端子を装備するものもある
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