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1日に何度も目にするロック画面やホーム画面。せっかくなら愛着が湧き、見やすく感じるものに変更しよう(図1)。
図1 初期状態の壁紙のままでは飽きてしまうので、好みの写真に変えよう。ホーム画面のアイコン名などの文字が小さすぎて読みづらい場合は文字サイズを大きくできる
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Androidスマホでは、2021年のバージョンアップで「Material You」という機能が追加された。この機能は壁紙の色合いに応じて、文字やメニューの背景色などを変更するもの。青色っぽい壁紙なら文字も青色に、オレンジ色っぽい壁紙ならオレンジ色に調整する。またアイコンも同系色のシンプルなデザインに変更できるので、統一感のある美しい画面を誰でも簡単に作成できるようになった(図2)。
背景や文字の色をコーディネート
図2 上のような洗練されたロック画面やホーム画面を誰でも簡単に作れる。選択した壁紙にぴったりの、文字や設定メニューの背景色が用意されている。アイコンも、色合いをそろえたシンプルデザインに変更できる
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全体の色合いは「壁紙とスタイル」で設定する。図3上の要領で画面を開くと、中ほどに「壁紙の色」という項目がある。これが選択されていると、円グラフのようなボタンが表示される。これは背景色に合わせてOSが用意している文字などの配色例だ(図3下)。プレビュー画面を確認しながら好みの配色を探そう。さらに「テーマアイコン」をオンにすると、アイコン色も変更される。全部のアイコンが変更できるわけではないが、最新OSの13では対応するアプリが増えた(図4)。
アイコンや色を統一
図3 ホーム画面を長押しし、現れたメニューの「壁紙とスタイル」をタップ(1)(2)。「壁紙の色」を選択し(3)、プレビューを確認しつつ配色の候補から1つ選ぶ(4)。統一感のあるアイコンに変更するときは、「壁紙とスタイル」設定の「テーマアイコン」をオンにする(5)
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図4 Android 13から「PayPay」や「Spotify」など標準以外のアプリでも「テーマアイコン」を設定できるようになった、ただし、全アプリが対応したわけではないので、使い方次第では非統一な印象になる
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