IT分野に強みを持つコンサルティング大手の米アクセンチュア。グローバルの売上高は2017年8月期の348億ドルから増え続け、直近の2022年8月期で615億ドルとなるなど勢いは止まらない。アクセンチュア日本法人の2024年新卒採用のフローや求める人材像、働き方について、人事本部リクルーティング福田美穂新卒採用統括に聞いた。
アクセンチュアの新卒採用計画と選考フローは。
アクセンチュアの新卒採用には10種類の採用職種を設けています。具体的には「ビジネスコンサルタント」「デジタルコンサルタント」「ソリューション・エンジニア」「データサイエンティスト」「AIアーキテクト」「マーケティング」「クリエイティブ」「デザイン」「コンテンツデザイン」「戦略コンサルタント」があります。
アクセンチュアでは職種別で採用を行っており、職種ごとに採用フローが少しずつ異なります。一般的にはまず、エントリーシートの提出と同時に適性検査をWebで受けていただき、それをもって応募完了となります。次にグループディスカッション、そして個人面接を複数回行った後に内々定となります。
職種によってはグループディスカッションがない場合や、スキルテストをWebで受けていただくこともあります。スキルテストが必須なのは「データサイエンティスト」「AIアーキテクト」の2職種、任意で受けられるのは「デジタルコンサルタント」「ソリューション・エンジニア」の2職種です。「クリエイティブ」「デザイン」の2職種はポートフォリオを提出いただくか、または事前課題に取り組んでもらいます。
いずれの職種も文系、理系問わず応募可能です。また、2021年卒の採用から現在まで面接は全てオンラインで行っています。