日本製鉄が構造改革を進めている。高炉の集約や自動車メーカーに対する値上げで収益力を高める一方、デジタル変革にも着手。1960年代からICT技術を積極的に取り入れ、60年間現場に蓄積してきた膨大なデータの活用を目指す。それに向けて、デジタル基盤の整備とデジタル人材の育成を一挙に推し進める。最大の消費国である中国を中心に世界の鉄鋼需要の不調が続く中、日本製鉄はデジタル変革で活路を見いだすのか。日鉄DXの本気度を検証する。