ゲームの世界ではボイスチャットで仲間とプレイ
世の中一般のコミュニケーションツールといえば、メールやLINEなどのほか、「Zoom」や「Teams」などのオンライン会議サービスなどが思い浮かぶ。だが最近は、ゲーム用のツールでコミュニケーションするユーザーが増えている。
例えば、3人1組でチームを作り、最大20チームで対戦する人気のFPSゲーム「Apex Legends」(以下、Apex)(図1)では、コミュニケーションに使われているのが「ボイスチャット」だ。ゲームをプレイしながら音声で状況や指示をやり取りすれば、ゲームを有利に進められる。
Apexのボイスチャットは細かな設定が可能だ(図2)。独り言をつぶやくときなどは設定したキーを押し、一時的に共有を停止できる。
コミュニケーションを活発に
ApexはスマホやPlayStation 4でもプレイできるが、パソコンで楽しむプレイヤーはApex内蔵のボイスチャット機能をあまり使わない。多くは「Discord」のボイスチャットサービスを併用している(図3)。
Discordは、ゲーマーを中心にユーザーを広げているコミュニケーションツール。テキストチャットや音声通話、映像のライブ配信などの機能を備える。無料で利用でき、最近では教育機関やコミュニティでも使われている。