企業が勝ち残るために不可欠となったデジタルトランスフォーメーション(DX)。コロナ禍を経て、DXに対する経営者の意識はどのように変わったのか。DX推進のパートナーとなるITベンダーはどのように選べばいいのか。DXを推進する技術として何を重視しているのか。日経クロステックと日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボによる独自調査報告書『DXサーベイ 2023-2025 674社の成功・失敗の実態と課題分析』の結果から、日本企業のDXの実態とこれからなすべきことを明らかにする。

特集
674社調査で分かったDX成功・失敗の実態
目次
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日本企業は何を重視してITベンダー・コンサルを選ぶか?選定基準ランキング上位8項目
デジタル化実態調査2022年版(5)
企業がDXプロジェクトを推進する場合、ITベンダーやコンサルティング会社といった外部企業に業務を委託するケースは少なくない。674社の調査から、企業がDXパートナーを選定する際に重視するものを探った。
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DX成功の鍵を握る技術・ソリューションとは?重視度ランキングトップ15
デジタル化実態調査2022年版(4)
企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、どのような技術・ソリューション(課題解決策)を導入したり、重視したりしているのか。674社の調査結果から、DX関連技術・ソリューションの導入状況や重視度ランキングを紹介する。
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日本企業のDX投資意欲は2年前よりも高く、ダントツに多い増額理由
デジタル化実態調査2022年版(3)
日本企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)投資を増やすのか、減らすのか――。日本のDXは海外と比べて遅れているといわれるなか、日本企業の投資意欲は今後高まり、「コロナ対応DX」から「攻めのDX」へとトレンドが移行していきそうだ。
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DXは「現場任せ」の経営トップが3割超、2年前の調査とどう変化したか
デジタル化実態調査2022年版(2)
デジタルトランスフォーメーション(DX)は経営テーマの1つだ。DXで成果を上げることができるかどうかは、経営トップの姿勢にかかっている。前回2020年調査の結果を比較すると、「経営トップのDXに対する理解度・関与度は、2年間で着実に高まった」といえる。
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DXの成果は不十分、674社調査で分かった日本企業の現状
デジタル化実態調査2022年版(1)
日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)は成功しているのか、失敗しているのか――。調査報告書『DXサーベイ 2023-2025 674社の成功・失敗の実態と課題分析』からは、DXの取り組みに進展は見られるものの、十分な成果を上げているとはいえない実態が浮き彫りになった。