全716文字
デスクトップ画面での作業は何かと多い。自分の流儀に合わせてカスタマイズすれば効率アップにつながる。例えば、ファイルやフォルダーが乱雑だと目当てのものを探すのもひと苦労(図1)。カスタマイズに入る前に、まずは自動整列や並べ替えの機能で整理しよう(図2、図3)。
図1 ファイルやフォルダーが乱雑に並ぶデスクトップ画面では作業の効率が悪くなる(上)。自動整列機能を使えば一瞬でキッチリと並ぶ(下)
[画像のクリックで拡大表示]
これで解決
図2 デスクトップ画面の何もない場所で右クリックして「表示」を選択(1)(2)。「アイコンを等間隔に整列」がオンの状態で、「アイコンの自動整列」をオンにする(3)。ただし、並び順は変わる。整列が終わったら再びオフに戻すとよい
[画像のクリックで拡大表示]
図3 並び順を変えるなら、デスクトップ画面の何もない場所で右クリックして「並べ替え」を選択(1)(2)。「更新日時」やファイル形式順の「項目の種類」を選ぶとわかりやすい(3)
[画像のクリックで拡大表示]
ファイルなどのアイコンが大きすぎたり小さすぎたりする場合は、ディスプレイの表示倍率が合っていない可能性が高い。推奨値は機種によって異なるので見やすい値に変更する(図4)。
見やすい表示倍率に調整する
図4 デスクトップ画面の何もない場所で右クリックして「ディスプレイ設定」を選ぶ。「テキスト、アプリ、その他の項目…」の倍率を段階的に変更して見やすい値を決めるとよい。なお、「ディスプレイの解像度」は通常、最大値に設定する
[画像のクリックで拡大表示]
Windows 10の重要な設定は「設定」画面に集約されている。ただ、深い階層の項目は開くのが面倒。よく使う項目はショートカットを作ってデスクトップ画面に置くとよい(図5~図7)。
よく使う設定のショートカットを置く
図5 使用頻度の高い「設定」画面はスタートメニューからではなく、デスクトップ画面のショートカットから開いたほうが楽。Bluetoothの接続設定やWindows Updateなどの画面がすぐに開ける
[画像のクリックで拡大表示]
図6 デスクトップ画面の何もない場所で右クリックして、「新規作成」→「ショートカット」を選択(1)~(3)。「項目の場所…」に図7の文字列を入力したら(4)、画面下の「次へ」を押す。続く画面でショートカットの名前を入力して「完了」を押す
[画像のクリックで拡大表示]
図7「設定」画面の項目ごとにURI(Uniform Resource Identifier)スキームという文字列が決められており、それぞれでショートカットを作成可能だ。ここでは主な項目を挙げた[注]
[画像のクリックで拡大表示]
[注]このほかのURIはマイクロソフトのサイトで公開されている(一部使えないものもある)。https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/uwp/launch-resume/launch-settings-app