全1157文字
PR

 最近のノートパソコンは、「F1」~「F12」のファンクションキーに特殊機能を割り当てたものが多い。音量や画面の明るさなどの調節を1つのキーで操作できる半面、日本語入力の変換に必要な「F6」~「F10」キーは「Fn」キーと同時に押さなければならずとても不便だ。そこで、ファンクションキーの機能を切り替えよう(図1)。

図1 音量の大小や画面の明暗を調節できるファンクションキーは便利だ。しかし操作には「Fn」キーの同時押しが必要だ。これを不要にする
図1 音量の大小や画面の明暗を調節できるファンクションキーは便利だ。しかし操作には「Fn」キーの同時押しが必要だ。これを不要にする
[画像のクリックで拡大表示]

 ファンクションキーの切り替えはパソコンによって異なる。「FnLock」キーを持つパソコンなら、「Fn」キーと「FnLock」キーを同時に押すとファンクションキーの機能が切り替わる。日本語入力で「F6」~「F10」キーを使うときは1つのキーで、音量や画面の明るさの調節は「Fn」キーとファンクションキーを同時に押すことで操作できる。1度切り替えておけば、パソコンの再起動後もその設定を維持するので再操作は不要(図2)。「FnLock」キーがないパソコンでは、パソコンのUEFI設定画面かユーティリティに、切り替え機能がある(図3)。

「Fn」キーをロックしてキーの機能を切り替える
「Fn」キーをロックしてキーの機能を切り替える
図2 「FnLock」機能があるパソコンであれば、「Fn」と「FnLock」キーを同時に押すと、ファンクションキーの機能が切り替わる
[画像のクリックで拡大表示]
パソコンの設定画面で切り替える機種も
パソコンの設定画面で切り替える機種も
図3 「FnLock」機能がないパソコンの場合、パソコンの設定画面かユーティリティでファンクションキーの機能を切り替えられる
[画像のクリックで拡大表示]

 ほかにも、設定を変えたほうが使いやすいキー操作がある。「Alt」と「Tab」キーを同時に押すと、現在開いているウインドウを一覧表示する。ウインドウを切り替えるのにとても便利だが、Edgeのタブまで個別に表示されるようになり、それが邪魔に感じられることがある(図4)。マルチタスクの設定を「ウィンドウのみを開く」に変更するとタブを一覧から除外できる(図5)。

「Alt」+「Tab」の動作を以前に戻せ
「Alt」+「Tab」の動作を以前に戻せ
図4 「Alt」+「Tab」はウインドウの切り替えキーだが、Edgeのタブまで個別に表示するようになった。Edgeでタブを大量に開いていると目的のウインドウを探しにくい。これを元に戻す
[画像のクリックで拡大表示]
マルチタスクの設定を変更
マルチタスクの設定を変更
図5 「設定」→「システム」→「マルチタスク」と順に選び(1)、「AltキーとTabキーを押すと表示されます」を「ウィンドウのみを開く」に変更する(2)
[画像のクリックで拡大表示]