最近のノートパソコンは、「F1」~「F12」のファンクションキーに特殊機能を割り当てたものが多い。音量や画面の明るさなどの調節を1つのキーで操作できる半面、日本語入力の変換に必要な「F6」~「F10」キーは「Fn」キーと同時に押さなければならずとても不便だ。そこで、ファンクションキーの機能を切り替えよう(図1)。
ファンクションキーの切り替えはパソコンによって異なる。「FnLock」キーを持つパソコンなら、「Fn」キーと「FnLock」キーを同時に押すとファンクションキーの機能が切り替わる。日本語入力で「F6」~「F10」キーを使うときは1つのキーで、音量や画面の明るさの調節は「Fn」キーとファンクションキーを同時に押すことで操作できる。1度切り替えておけば、パソコンの再起動後もその設定を維持するので再操作は不要(図2)。「FnLock」キーがないパソコンでは、パソコンのUEFI設定画面かユーティリティに、切り替え機能がある(図3)。
ほかにも、設定を変えたほうが使いやすいキー操作がある。「Alt」と「Tab」キーを同時に押すと、現在開いているウインドウを一覧表示する。ウインドウを切り替えるのにとても便利だが、Edgeのタブまで個別に表示されるようになり、それが邪魔に感じられることがある(図4)。マルチタスクの設定を「ウィンドウのみを開く」に変更するとタブを一覧から除外できる(図5)。