画像生成AIの最新技術を盛り込んだ「Stable Diffusion」がオープンソースで公開されている。個人のPCでも動かせるので、使い方を紹介する。
ここからは、Stable Diffusionの活用方法に関して、筆者が実際に試したものや、経験したものをベースに紹介していきたいと思います。
オリジナルグッズを作る
生成した画像でオリジナルグッズを作るのは楽しそうですね。「SUZURI」というサービスでは、さまざまなオリジナルグッズを画像から作成して販売までできます。
筆者も過去にオリジナルTシャツを作成・販売しているのですが、今回Stable Diffusionで生成した美味しそうな、からあげの画像でカップ、スマホケース、Tシャツといったグッズを作ってみました(図8、https://suzuri.jp/karaage0703)。自分で生成したAI画像のTシャツブームが近いうちに来るかもしれませんね。
プレゼン資料の挿絵
画像生成AIは、プレゼン資料の挿絵作りとしても有用です。プレゼンで使うための、適切な絵がなくて困った経験がある方は、多いのではないでしょうか? 筆者は、プレゼンではオリジナルの画像しか使わない主義なので、特に困ったり時間がかったりすることが多かったです(イラストの準備に一番時間がかかったこともあります)。
Stable Diffusionを使えば、シーンにピッタリのオリジナルの画像が簡単に生成できてしまいます。これは使用してみて、非常に実用的だと感じました。図9が実際に作ってみたプレゼン資料です。