新レイアウトになったGmailをより使いやすくする設定について考えてみよう。
新レイアウトではウインドウ左端にアプリのアイコンが縦に並んでいる。ここで選択したアプリのメニューが表示される仕組みだ。アプリのアイコンとメニューの両方が表示されていると、狭い画面では窮屈になる。メールの表示領域を増やしたいなら、メニューの部分を非表示にするという手もある(図1)。
メニューの部分を非表示にしても、新着のメッセージがあればアイコンにバッジとして表示されるし、画面左下の「通知バブル」で内容まで確認できる。「受信トレイ」以外のラベルを表示するときには、「Mail」にポインターを合わせれば、非表示にしたメニューと同じメニューが表示されるので問題ない(図2)。
初期設定では、メールが「スレッド表示」として表示される。スレッド表示とは、メールを件名ごとのグループとして表示する方法だ(図3)。一連のやり取りをまとめて表示できるスレッド表示は便利に思えるが、途中で件名が変われば別スレッドとして表示されてしまう。また、途中で内容が変わっても同じスレッドに入ってしまうのも問題だ。スレッド表示をオフにしても、返信に元メールの内容を付けるのが一般的なので、大きな問題はない。設定で「スレッド表示」のチェックを外せば、スレッド表示がオフになる(図4)。
メールの一覧では、1画面に50件表示する設定になっている。ページを切り替えて表示するのが面倒なら、表示件数を100件に増やすこともできる(図5)。