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 新レイアウトになったGmailをより使いやすくする設定について考えてみよう。

 新レイアウトではウインドウ左端にアプリのアイコンが縦に並んでいる。ここで選択したアプリのメニューが表示される仕組みだ。アプリのアイコンとメニューの両方が表示されていると、狭い画面では窮屈になる。メールの表示領域を増やしたいなら、メニューの部分を非表示にするという手もある(図1)。

メニューを折りたたんで使う
メニューを折りたたんで使う
図1 画面左上隅にある「≡」ボタンをクリックすると、メニュー部分の表示/非表示を切り替えられる(1)(2)。メニューが非表示でも、新着メールの数はアイコンのバッジで確認でき、新着のチャットやスペースは左下の「通知バブル」でも見られる
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 メニューの部分を非表示にしても、新着のメッセージがあればアイコンにバッジとして表示されるし、画面左下の「通知バブル」で内容まで確認できる。「受信トレイ」以外のラベルを表示するときには、「Mail」にポインターを合わせれば、非表示にしたメニューと同じメニューが表示されるので問題ない(図2)。

図2 メールの操作をするときには、「Mail」アイコンにマウスのポインターを合わせる(1)。するとメニューが表示され、メール作成やラベルの切り替えも可能だ(2)
図2 メールの操作をするときには、「Mail」アイコンにマウスのポインターを合わせる(1)。するとメニューが表示され、メール作成やラベルの切り替えも可能だ(2)
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 初期設定では、メールが「スレッド表示」として表示される。スレッド表示とは、メールを件名ごとのグループとして表示する方法だ(図3)。一連のやり取りをまとめて表示できるスレッド表示は便利に思えるが、途中で件名が変われば別スレッドとして表示されてしまう。また、途中で内容が変わっても同じスレッドに入ってしまうのも問題だ。スレッド表示をオフにしても、返信に元メールの内容を付けるのが一般的なので、大きな問題はない。設定で「スレッド表示」のチェックを外せば、スレッド表示がオフになる(図4)。

「スレッド表示」のオン/オフを切り替え
「スレッド表示」のオン/オフを切り替え
図3 スレッド表示では一連のメッセージがまとめて表示される(左)。スレッド表示をオフにすると、メッセージごとの表示になるが、返信は元のメッセージを含む場合が多いのであまり問題はない(右)
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図4 オフにするには、「設定」をクリックし、「スレッド表示」のチェックを外す(1)(2)。確認画面で「再読み込み」をクリックすると、スレッド表示がオフになる
図4 オフにするには、「設定」をクリックし、「スレッド表示」のチェックを外す(1)(2)。確認画面で「再読み込み」をクリックすると、スレッド表示がオフになる
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 メールの一覧では、1画面に50件表示する設定になっている。ページを切り替えて表示するのが面倒なら、表示件数を100件に増やすこともできる(図5)。

1ページの表示件数を調整
1ページの表示件数を調整
図5 Gmailの設定画面を開き、「全般」を選択する(1)。「表示件数」で1ページに表示するメールの件数を指定する(2)(3)
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