ノートパソコンの内蔵ストレージはSSDが主流になった。高速で振動に強いのがメリット。半面、標準的な容量が小さくなり、空き領域の不足によるトラブルが生じやすい。そこで、Cドライブの空き領域を増やすためのポイントをまとめて紹介する。

特集
Cドライブの空き領域を増やす
出典:日経パソコン、2022年12月12日号 pp.12-29 「ファイルの整理と大掃除で環境改善 Cドライブの空き領域を増やす」を改題、編集
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目次
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ストレージの外付け・NAS・クラウド、特徴を知って使い分けよう
不要なファイルやアプリを削除してもCドライブの空きが不十分という場合は、ほかの保存先との併用を検討しよう。
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不要なアプリを探して削除、忘れやすい有料アプリのサブスク解除に注意
Cドライブは、アプリの標準的なインストール先になっている。写真や動画のファイルに比べれば、一般に個別のアプリが占有するストレージ領域は小さい。とはいえ、使いそうもないアプリは、削除するに越したことはない。
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古くて大きいファイルを検索・削除、重複ファイル探しにはフリーソフトが便利
Windowsやアプリが作る不要ファイルは自動で削除できるが、ユーザーが保存したファイルは対象外。「ドキュメント」フォルダーなどに保存してある文書や写真、動画、楽曲といったユーザーファイルは、自分の目で確認して整理しよう。
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放っておくとどんどん増える「ごみ箱」と「一時ファイル」、定期的に削除を
Cドライブの空きを増やしたいとき、最初に「ごみ箱」を確認する。エクスプローラーの画面などで削除したファイルは、通常は「ごみ箱」に移動した状態になる。「ごみ箱を空にする」を実行することで完全に削除され、ストレージ領域も空く。