DX推進のニーズが高まるなか、より高度な「データ活用」が求められてきた。より多くのデータを集め、より速く、より入念に分析するには、最新のツールやサービスの活用が欠かせない。データ活用のための「新3種の神器」ともいえる「オブジェクトストレージ」「データ仮想化ツール」「データ連係クラウドについて」、その機能や活用法を解説する。

特集
データ活用「新3種の神器」
目次
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GUIで「連係処理」開発、データ連係クラウドの考慮点
クラウドの活用が進むにつれて、複数のクラウド間でデータ連係したいというニーズが高まってきた。こうした連係をGUI上で簡単に設定し、アプリケーションやサービスを仲介するのが「データ連係クラウド」である。
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データ仮想化が実用期に、「コピーベースDWH」の悩み解消
「データ仮想化」はデータソースからデータをコピーすることなく、仮想的にデータを統合する。転職サービスのパーソルキャリアが事業部をまたがったデータ収集に利用するなど、実用期に入ってきたといえる。仕組みや利用上の注意点を見ていこう。
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進化続けるオブジェクトストレージ、データレイクを多段で支える
ここ数年、データ活用の分野でクローズアップされているキーワードが「データレイク」である。その構築に向けて選択肢の一番手に挙げられるのがオブジェクトストレージである。