(写真:日経クロステック)
(写真:日経クロステック)

 全日本空輸(ANA)が新型コロナ禍の苦境から脱し、再び離陸しようとしている。筋肉質になった同社の新たな武器は全社規模のデータ経営だ。イメージカラーにちなみ「BlueLake」と名付けたデータレイクを2022年7月に本稼働。BlueLakeをインフラとし、事務系から運航の最前線を担う各部門まで、あらゆる部門がセルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)による意思決定を進め、一部は早くも成果を上げた。データ経営に向けた取り組みを追う。