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 今回からは、価格帯別にピックアップした格安ノートパソコンを検証する。まずは、4万~5万円台クラスのASUS「E510MA-EJ928WS」(以下、E510MA)から見ていこう。大手家電量販店「ビックカメラ」で販売しているオリジナルモデルだ(図1)。

図1 本モデルは、ASUSのエントリーモデル「E510MA」シリーズの中で、大手家電量販店「ビックカメラ」だけで販売されているオリジナルモデルだ。通常モデルより、CPU性能などを下げて約4万円で販売している
図1 本モデルは、ASUSのエントリーモデル「E510MA」シリーズの中で、大手家電量販店「ビックカメラ」だけで販売されているオリジナルモデルだ。通常モデルより、CPU性能などを下げて約4万円で販売している
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 今回の特集用に2022年末に購入したが、早くも原稿執筆中の1月中旬に生産完了となっている。今後狙うなら、ほぼ同じ基本仕様の「E510MA-EJ934WS」(実売価格:約4万1000円)がお薦めだ。

 インタフェースを見ていこう(図2)。周辺機器を接続するUSB端子は計3つ。そのうち1つはUSB Type-C、残る2つがUSB Type-Aとなる。上位機になるとUSB Type-C端子経由でパソコンを充電できたり、外部ディスプレイに映像を出力できたりするが、本機はどちらにも非対応だ。

Type-C搭載だが本体充電や映像出力には非対応
Type-C搭載だが本体充電や映像出力には非対応
図2 格安ノートではあるが、USB Type-C端子を1つ搭載する。ただし、USB PDによる本体充電や、外部ディスプレイへの映像出力には対応していない。USB Type-A端子は3.2(Gen 1)と2.0を1つずつ装備する
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 本体は15.6型としては軽く、実測で約1.5kg(図3)。さらに付属のAC電源も極小。これなら自宅内で持ち歩くのは簡単だし、外へ持ち出すこともできそうだ。

約1.5kgでAC電源も小型
約1.5kgでAC電源も小型
図3 15.6型スタンダードノートは2kg前後が多い中、本機は約1.5kgとかなり軽量な部類に入る。AC電源もUSB充電器並みに小型なので、自宅内での移動や屋外への持ち出しも苦にならない
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