パソコンを利用する上で、知らなかったり過信したりしてやってしまう危険な行為がたくさんある。「複数のWebサービスで同じパスワードを使う」「無料のWi-Fiサービスを使って業務をこなす」といった行為だ。これらの行為がなぜ危険なのか、こうした行為をとらないようにどうすればよいのかを解説する。

特集
パソコンでやってはいけない危険行為
目次
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「ドメイン認証でフィッシングを避けられる」、過信は釣られる第一歩
情報処理推進機構(IPA)が公開した「情報セキュリティ10大脅威 2023」で、個人向け脅威の1位は2年連続で「フィッシングによる個人情報などの詐取」だった。今回はフィッシングの現状やよく使われる手法を把握し、フィッシングを防ぐ対策を見ていこう。
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個人にも被害が及ぶランサムウエア攻撃、バックアップやファイル共有で防ぐ方法
今回は、バックアップを取らないことの危険性や、バックアップの正しい取り方について解説する。
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「パスワードは流出している」が当たり前、管理方法を見直して不正ログインを防ぐ
不正な方法でログインを試みるなりすまし攻撃の手法を確認し、正しい管理方法をおさらいしていこう。
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USBメモリー利用の危険性にFBIが注意喚起、安全なデータやりとりを考えよう
USBメモリーを紛失する事故がなくならない。USBメモリーの代わりにクラウドサービスを使うケースが増えてきたが、インターネットに接続されていない機器とのデータのやりとりには、まだまだUSBメモリーが欠かせない。そこで、USBメモリー利用の危険性を改めて確認し、その代替手法について見ていこう。
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公衆Wi-Fiサービスが危険な理由、「悪魔の双子攻撃」に注意
スマートフォンのテザリングを使えばどこでもインターネットに接続できる。ただ、通信料を抑えたいとか、データ通信の残り枠が不足した「ギガが足りない」の状態になると、公衆Wi-Fiを使いたくなる。ただ、無料のサービスには無料だからこその怖さがある。