Apple Watchの選び方
Apple Watchは「ケース」と呼ばれるきょう体の素材や仕上げ(色)、バンドを組み合わせて販売されるため、たくさん種類があるように見える。現行モデルの場合、基本は「SE」「Series 8」「Ultra」の3種類だ。それぞれに機能や性能が異なるので、ラインアップの選択は重要。主な違いを表にまとめた(図14)。SEとSeries 8は見た目の区別がつきにくいが、Series 8の方がディスプレイがやや大きく、腕を下げているときにも画面が点灯する「常時表示Retinaディスプレイ」が特徴だ。また、SEには一部搭載されないセンサーがある。
ケースには40mm/44mmのように小/大のサイズがある。自分の腕や好みに合わせて選択しよう。大きいサイズの方が若干高額で、Ultraは1サイズのみ。次にケースの素材を選ぶ。
SEとUltraはラインアップで素材が決まってしまうが、Series 8のケースはアルミニウムとステンレススチールを選択できる。ステンレススチールの方がやや高額だが、鏡面処理されたケースはアルミニウムにはない輝きが魅力だ。またステンレススチールの方が若干重い。
続いて、素材ごとに用意された仕上げを選ぼう。さらにGPSモデル、GPS+Cellularモデルが存在する場合はどちらかを選択する。Series 8のステンレスケースとUltraにはGPSモデルが存在しないため、必然的にGPS+Cellularモデルになる。
最後にバンドを選択すれば完了。バンドによっても価格は変わる。アップルの直販サイトでは「好きなスタイルを作る」サービスが提供されており、サイトに提示された組み合わせとは異なるバンドに変更して購入可能だ。
「Hermès」コレクションは、Series 8のステンレススチールケースと性能は同じだが、専用の文字盤とケース裏面にロゴの刻印があり、専用の化粧箱で販売されるなどの違いがある(図15)。