企業のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)利用が本番を迎えつつある。情報系やシステム開発基盤にとどまらず、基幹系システムにも活用が広がり始めた。背景にあるのは、外部環境の変化に柔軟に素早く対応できるシステムへのニーズの高まりだ。業務の最適解を凝縮したシステムとも言えるSaaSを使うことで、最先端の機能を素早く取り込み業務や事業を効率化する。企業がSaaSを活用する上で、導入効果を最大化し落とし穴を回避するための「勘所」を探った。

特集
本番、エンタープライズSaaS 最適組み合わせの勘所
目次
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SaaSをつなぎデータを守る、充実する活用支援ツール「iPaaS」の基本を知る
SaaSを組み合わせたシステムを構築する要はデータ連係だ。円滑なデータ連係のためには、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を公開するSaaSを選ぶとともに、データを連係するためのツールiPaaS(インテグレーション・プラットフォーム・アズ・ア・サービス)が役に立つ。
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見えたSaaS活用3カ条、先進企業JALやトリドールが試行錯誤で導いた勘所とは
SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)活用先進企業の試行錯誤から、エンタープライズSaaSを業務システム開発に生かし効果を引き出す勘所が見えてきた。SaaSを活用した上でシステムの全体最適をとるにはいかなるポイントを押さえるべきか。先進企業の試行錯誤から見えた3つの勘所を見ていこう。
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JALや野村不動産HD、SaaS活用先進企業に見る最適解への挑戦
最先端の機能を利用し、柔軟で俊敏なシステム開発を可能にするSaaSを業務に生かす企業が相次いでいる。日本航空は効果を最大限に引き出すトップダウンの導入手順を確立。野村不動産ホールディングスは現場主体のボトムアップ導入で業務改革を進めている。先進企業の挑戦から、SaaSを活用する最適解を探る。
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「まずはSaaSから」、日清食品HDが目指す変化に強い基幹システムの姿とは
企業のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)利用が本番を迎えつつある。情報系やシステム開発基盤にとどまらず、基幹系システムにも活用が広がり始めた。業務の最適解を凝縮したシステムともいえるSaaSを使うことで、最先端の機能を素早く取り込み業務や事業を効率化する。
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