日本企業の最大の経営課題は「業務の自動化/効率化」――。独自調査の結果から、日本企業の8割以上が「業務の自動化/効率化」に緊急対応すべきと考えていることが分かった。だが、小手先でITツールを導入するだけでは、業務の生産性を飛躍的に向上させるのは難しい。デジタルトランスフォーメーション(DX)で成果を上げるには、現行の業務プロセスや業務ルール、組織体制・風土などを反映した「レガシー」の刷新も求められるだろう。
この難題を克服し、業務の生産性向上によって経営に貢献するには、どんな取り組みが必要なのか――。日経クロステックが2023年3月17日に開催したイベント「ITイノベーターズ会議」に、日本を代表する企業でDXをリードする「ITイノベーターズ」のエグゼクティブメンバー(幹事会員)約40人が集結。「業務の超自動化、レガシー刷新なくして未来なし!」をテーマに、活発な議論を交わした。