話題の「ChatGPT」をはじめ、AI(人工知能)を利用できるフリーソフトが増えている。この特集では、そうしたフリーソフトを5本厳選して紹介する。

フリーソフトでAIを使いこなす
目次
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プログラミングもAIが支援、Python開発環境に「ChatGPT」を組み込む
JupyterHub(https://jupyter.org/hub)
「JupyterHub」は、Webブラウザー上で動作する統合開発環境「Jupyter Notebook」を、Webサービスとして提供するためのサーバーアプリです。ほかのユーザーとの共同開発も可能になります。
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AIが多彩な声で文章読み上げ、元気な女性でも渋いおじさんでもお好みで
VOICEVOX(https://voicevox.hiroshiba.jp/)
最近は、会議やセミナーなどのプレゼンテーションに動画が使われるようになりました。動画では、説明などを音声で収録することもありますが、うまく収録できないことがあります。このようなときに「VOICEVOX」が役立ちます。
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さまざまなノードをつなぐだけでOK、AIを使った画像処理を楽しむ
Image-Processing-Node-Editor(https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor)
「Image-Processing-Node-Editor」は、画像編集ツールの一つですが、「GIMP」といった同様なアプリとは大きく異なる特徴を持っています。ノードをつないでいくことで画像処理の過程を確認しながら作業でき、AIによる顔検出といった画像処理が可能です。
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これぞAIの威力!低解像度の画像を劣化なしで高精細に拡大する
Upscaler(https://gitlab.com/TheEvilSkeleton/Upscaler)
手持ちの画像を拡大したいとき、画像編集アプリの拡大機能を使うのが一般的です。ただし、元の画像の解像度が低いほど、拡大した画像はモザイク処理したように荒くなります。「Upscaler」は、AIアルゴリズムを使って、画質を劣化させることなく拡大できるツールです。
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話題の「ChatGPT」を使い倒す、Web版に満足できないならAPIも利用可
ChatGPT(https://chat.openai.com/)
対話型AI(人工知能)の「ChatGPT」が注目を集めています。ChatGPTとは、米OpenAI社が開発したチャットボットで、AIを活用することで本物の人間と対話しているかのように自然な会話を楽しむことができます。