企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する手段として、ノーコードやローコードが重視されるようになってきた。これらに対応したツールとして、日本では「kintone」「AppSheet」「Power Apps」がよく使われている。こうしたツールについて、提供の背景や特徴、使い勝手などを解説する。

特集
AI時代のノーコードツール最前線
目次
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生成AIで劇的に進化する「Power Apps」、つくりたいアプリを文章で指示
日本でメジャーなノーコードツールについて、特徴や使い勝手などを見ていこう。今回取り上げるのは、米Microsoftが提供している「Power Apps」だ。少量のコードの記述が必要なローコードツールだが、生成AIを利用した新機能の搭載でノーコードツールに生まれ変わろうとしている。
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AIがアプリを自動生成する「AppSheet」、ユーザーはデータを用意するだけ
日本でメジャーなノーコードツールについて、特徴や使い勝手などを見ていこう。今回取り上げるのは、米Google(グーグル)が提供している「AppSheet」だ。前回取り上げたkintoneと同じくクラウド上のサービスとして提供されている。
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ノーコードで高い人気の「kintone」、現場中心の運用で効果を発揮
まず取り上げるのは、サイボウズが提供している「kintone」だ。クラウドサービスになっており、Web上で動作する業務アプリケーションを簡単に開発できる。最近はテレビCMを積極的に打っており、一般の認知度が上がってきた。
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ローコードが生成AIでノーコードに、現場のDXを支えるツールのいま
企業のDXを推進する手段として、ノーコードやローコードが重視されるようになってきた。もっとも、ローコードだと少量とはいえコードを書かなければならず、ノーコードに比べてハードルが高い。そこで、生成AIの技術を利用して、ローコードをノーコードに変えようとする動きが出てきた。