実力検証 3大クラウドの画像認識AI

大量の機械学習データを用意することなくすぐに利用できる、学習済みAI(人工知能)のクラウドサービス。多様な機能のAIが提供されているが、その中でも先行して実用化が始まっているのが画像分析のAIだ。人の顔を識別したり表情を読み解いたりする「顔分析AI」や、写真画像に映っている物体を識別する「物体分析AI」がある。この2種のAIクラウドサービスを検証する。
顔分析AIについてはAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)という世界3大クラウドのサービスを比較する。それぞれの顔認識AIの精度はどの程度か。双子のモデルの写真画像を使って実力を検証した。
もう1つの物体分析AIでは、米マイクロソフト(Microsoft)の追加学習が可能な画像認識AIクラウドサービス「Custom Vision Service」を試す。汎用データによって学習済みなので、比較的少ない学習データでカスタムAIの精度を上げやすい。しかもAIの開発に高度なスキルやノウハウは必要ないという。記者がこのサービスを使って硬貨を識別するカスタムAIを開発し、どこまで正答率を高められるのかを検証する。
パート1 3大クラウドの画像認識AI
パート2 3大クラウドの顔分析AIを徹底比較
パート3 AzureのAIはコインを識別できるか
日経クロステック Special
What's New
- 大阪の中高併設校がSTEAM教育を推進
- 社会課題解決型スタートアップが未来を開拓
- サポート終了リスクは「経験知」で乗り切る
- サーバー移行前、移行中、移行後すべて安心
- 中小企業必見、最新IT基盤はNECに訊け
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- サーバー入札条件に「エコ視点」が増加中?
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- IT環境モダン化を図る中堅・中小企業続々
- サーバー更新へ、現環境を知り賢い選択を
- 意外と高くつくクラウドストレージの処方箋
- 電子契約化の導入から効果と社内普及
- 日本企業のセキュリティレベルを向上させる
経営
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- 電子契約化の導入から効果と社内普及
- 日本IBM、パートナー38社に感謝状贈呈
- DX共通インフラを可能にする技術とは?
- 「システム×デザイン思考」でDXを推進
- グローバル企業の必須条件
- Web3事例>長瀬産業、関学の取り組み
- Web3時代のデータは「つなぐ技術」が肝
- SaaS活用で変化するERPのあり方
- SUと企業を結ぶ東京都DXプロジェクト
- 【動画】人間国宝の能楽師が語るメタバース
- 企業のデータ活用を阻む「2つの要因」とは
- データ活用新時代-エッジからクラウドまで
- デジタルガバメント実現へ、富士通の挑む力