4代目「レジェンド」の開発、挫折から始まった限界への挑戦

ホンダが誇る最上級セダン「レジェンド」。2004年に発売した4代目は「2004-2005日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、特に高い評価を受けた。その理由は同社の技術の粋を集めた高機能部品の実用化にある。だが、それらの開発は一筋縄ではいかなかった。
レジェンドの名に恥じない最高のクルマを創り出すために、技術者たちは大きな生みの苦しみを味わう。
技術者として価値ある経験を現在の技術者に伝えるべく、この開発ストーリーをお届けする。