独インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies)社は、embedded world 2018(2月27日~3月1日にドイツ・ニュルンベルクで開催)の展示会にブースを構えて、最新のセキュアーエレメントIC「OPTIGA Trust X」などを披露した(ニュースリリース)。同社のTimo Grassmann氏(Head of Product Marketing, Infrastructure & Device Security, Embedded Security Solutions)によれば、OPTIGA Trust XはIoTに照準を合わせたセキュアーエレメントICだという。

セキュアーエレメント製品「OPTIGA」の例。今回の新製品は左から3番目の「OPTIGA Trust X」。日経 xTECHが撮影
セキュアーエレメント製品「OPTIGA」の例。今回の新製品は左から3番目の「OPTIGA Trust X」。日経 xTECHが撮影
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 同社がセキュリティーレベルなどが異なる複数のセキュアーエレメント製品(ハードウエア)「OPTIGA」を展開している。例えば、サプライ品の偽物判別などに使う最もベーシックな「OPTIGA Trust B」や、さまざまなセキュリティー機能を盛り込んだハイエンド製品の「OPTIGA TPM(Trusted Platform Module)」などがある。

左は家電を対象にしたOPTIGA Trust Xのデモの様子。複数の家電製品を結びセキュアーなスマートホームを実現することを訴えている。右はOPTIGA Trust Xを組み込んだ独KEWAZO社の産業用ロボットのデモの様子。日経 xTECHが撮影
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左は家電を対象にしたOPTIGA Trust Xのデモの様子。複数の家電製品を結びセキュアーなスマートホームを実現することを訴えている。右はOPTIGA Trust Xを組み込んだ独KEWAZO社の産業用ロボットのデモの様子。日経 xTECHが撮影
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左は家電を対象にしたOPTIGA Trust Xのデモの様子。複数の家電製品を結びセキュアーなスマートホームを実現することを訴えている。右はOPTIGA Trust Xを組み込んだ独KEWAZO社の産業用ロボットのデモの様子。日経 xTECHが撮影

 今回のOPTIGA Trust Xは、機能的にはOPTIGA Trust BとOPTIGA TPMの間に位置し、各種IoT機器に向けて最適化しているとのことだった。256ビットのElliptic Curve CryptographyやAES128 and SHA-256などの暗号方式に対応する。対象とするIoT機器は幅広く、白物家電製品や産業用ロボット、車載機器などを挙げていた。ブースではOPTIGA Trust Xを搭載した白物家電製品のデモや、OPTIGA Trust Xを組み込んだ独KEWAZO社の産業用ロボットのデモなどを実施していた。