独Toshiba Electronics Europeは、embedded world 2018(2月27日~3月1日にドイツ・ニュルンベルクで開催)の展示会にブースを構えて、東芝デバイス&ストレージや東芝メモリの製品をアピールした。今回のテーマ展示は、Bluetooth meshを利用して各種機器を接続したスマートホームだった。

Bluetooth meshを利用して各種機器を接続したスマートホームをイメージしたメイン展示。手前の赤丸で囲んだパッケージがBluetooth対応プラグのリファレンス設計の箱。その左後ろの赤丸で囲んだ部分が、壁のコンセントにレファレンス設計のBluetooth対応プラグを挿したところ。壁の黄色で囲んだ部分が「ApP Lite」とBluetooth SoCを組み合わせた無線通信の機器コントローラー。壁の上方の緑色で囲んだ部分がで、スマートフォンで制御できるLED照明。日経 xTECHが撮影
Bluetooth meshを利用して各種機器を接続したスマートホームをイメージしたメイン展示。手前の赤丸で囲んだパッケージがBluetooth対応プラグのリファレンス設計の箱。その左後ろの赤丸で囲んだ部分が、壁のコンセントにレファレンス設計のBluetooth対応プラグを挿したところ。壁の黄色で囲んだ部分が「ApP Lite」とBluetooth SoCを組み合わせた無線通信の機器コントローラー。壁の上方の緑色で囲んだ部分がで、スマートフォンで制御できるLED照明。日経 xTECHが撮影
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 「TC35678」(関連記事1)などの東芝デバイス&ストレージ製Bluetooth通信SoCを使った展示である。リビングルームの壁には、同SoCと同社のアプリケーションプロセッサー「ApP Lite」を組み合わせた機器コントローラーパネルを埋め込んであった。また、コンセントには、Bluetooth対応プラグのリファレンス設計を挿していた。このレファレンス設計を機器のプラグとコンセントの間に入れることで、機器のオンオフなどの制御や電力消費量などのモニターがリモートで可能になる。ブースの説明員によれば、プラグ以外のBluetooth対応リファレンス設計も用意していきたいとした。

 また、Bluetooth meshを経由して、スマートフォンから壁に取り付けた複数のLED照明を制御するデモンストレーションを見せていた。明るさや色をスマホで指定すると、明るさや色が変わるというデモンストレーションだった。

マホでLED照明の色合いを指定。日経 xTECHが撮影
マホでLED照明の色合いを指定。日経 xTECHが撮影
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