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 組み込み機器向けのリアルタイムOSなどを手掛けるイーソルは、ドイツ・ニュルンベルクで開かれた国際展示会「embedded world 2018」(2月27日~3月1日)にブースを構え、車載向け製品などをアピールした。同社のブースで、常務取締役の上山伸幸氏に話を聞いた。

ブースに立つイーソルの上山伸幸氏。向かって左側のモニターに映っているのは、オーバスが開発中のPOSIX仕様準拠のリアルタイムOS「AUBIST OS POSIX版(仮称)」の概要。日経 xTECHが撮影。モニターはオーバスのスライド
ブースに立つイーソルの上山伸幸氏。向かって左側のモニターに映っているのは、オーバスが開発中のPOSIX仕様準拠のリアルタイムOS「AUBIST OS POSIX版(仮称)」の概要。日経 xTECHが撮影。モニターはオーバスのスライド
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 上山氏によれば、同社がembedded worldにブースを構えるのは今年で5回目(5年目)だという。embedded worldでは、ICや半導体などを扱うハードウエアメーカーと、イーソルのようなソフトウエアメーカーが出展している。同氏によれば、日本のソフトウエアメーカーでembedded worldに出展しているのは同社を含めて2社で、「なかなか増えない」という。そんな状況でイーソルが5年連続して出展しているのは、現在、同社のビジネスの半分がクルマ関連だからだろう。有力な自動車メーカーや自動車部品メーカーが多数あるドイツの展示会でプレゼンスを高めることは重要である。独Robert Bosch社などが、イーソルのドイツの顧客だという。