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 米インテル(Intel)はMWC2018開幕前日となる2018年2月25日、スペインのバルセロナで「5G TECHNOLOGY AND OLYMPIC GAMES」と題した、オリンピックを通じた5Gテクノロジーの進化を紹介するイベントを開催した。このイベントではまずインテルと韓国のKTが、平昌五輪における5Gを活用したオリンピック観戦に関する取り組みを紹介した。

 同日インテルは、アイシャ・エヴァンス上席副社長 兼 最高戦略責任者の名で、2020年を目指してNTTドコモと協業。次のオリンピック向けに5Gテクノロジーを提供すると発表した。今回のイベントには、NTTドコモの中村 寛 取締役常務執行役員 R&Dイノベーション本部長が登壇した。中村取締役は5Gによってコンシューマーのライフスタイルが変わり、産業革命が起こるだろうと説明。そのうえで「新しいサービスや新しいマーケットは通信事業者だけでは作れない」とも話し、2018年1月に発表した「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を紹介した。このプログラムのパートナー数は、既に600社以上になるという。

イベントで説明する米インテルのアイシャ・エヴァンス上席副社長 兼 最高戦略責任者
イベントで説明する米インテルのアイシャ・エヴァンス上席副社長 兼 最高戦略責任者
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インテルのイベントで話すNTTドコモの中村 寛 取締役常務執行役員 R&Dイノベーション本部長
インテルのイベントで話すNTTドコモの中村 寛 取締役常務執行役員 R&Dイノベーション本部長
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 トヨタ自動車からは、コネクティッドカンパニー コネクティッド統括部の村田 賢一コネクティッド戦略室長が登壇。コネクテッドカーの普及により膨大なデータがクラウドでやり取りされるが、そのなかで5Gの広帯域で低遅延という特徴を生かすにはエッジコンピューティングが有効だと主張。インテルやドコモなどと形成している「Automotive Edge Computing Consortium」を紹介した。5Gではネットワークの遅延がほとんどなくなるが、データを1カ所に集めると、今度はデータセンター内の遅延が大きくなるため、エッジ(端末側)で対処するという考え方だ。そうなるとコネクテッドカーは移動するため、データの送信や発見といった管理が必要になる。コンソーシアムではこうした点を決めるという。

トヨタ自動車 コネクティッドカンパニー コネクティッド統括部の村田 賢一コネクティッド戦略室長
トヨタ自動車 コネクティッドカンパニー コネクティッド統括部の村田 賢一コネクティッド戦略室長
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