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 「SXSW 2018」(2018年3月9~18日、米国オースティン)の最大の特徴の1つが、「街中が展示会会場になる」こと。つまり、各社の展示ブースはコンベンションセンター内だけではなく、街中の店舗や公園、倉庫などを借り切って設置される。中には、住宅街の住宅を一軒借り切って展示ブースとする企業もある。そんな企業の1つが、米グーグル(Google)だ。せっかくの機会なので、とりあえず行ってみることにした。

 メイン会場であるコンベンションセンターから1.3km弱。ほかの企業ブースを回るために街中をうろつき疲れた脚にはなかなか厳しいが、とにかく歩く。すると、目当てのものが見えてきた。その名も「Google Assistant FUN HOUSE」だ(紹介ページ)。

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 入口は写真左の部分。そこから左側の庭をぐるっと回って家の玄関(写真中央)まで、SXSW名物の「行列」でぎっちり埋まっていた。ほぼ1時間待ちだった。痛む足に最高気温32℃という暑さが加わり、待ち時間に「スマホで原稿を書こう」などという気は微塵も湧かない。待っている間は、絶えず冷たいペットボトルの水と冷やしたタオル、ピザが配られていた。