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 クラウドから人工知能(AI)、IoT(インターネット・オブ・シングズ)、働き方改革からセキュリティまで、ICTの重要トレンドが一堂に会する展示会の「Cloud Days 札幌 2018」が2018年6月26日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開幕した。

Cloud Days 札幌 2018の展示会場に入るため行列ができた
Cloud Days 札幌 2018の展示会場に入るため行列ができた
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 初日10時からは、地元企業のサツドラホールディングスの富山浩樹社長が「チェーンストアと地域を軸にしたプラットフォーム戦略」と題して講演した。共通ポイントカード「EZOCA」やインバウンドへの取り組み、AI関連会社の子会社化など、地域でのチェーンストアの価値向上に向けた戦略を明かした。

 同じ時間帯には、「中小企業の情報セキュリティはこう高める~脅威の動向と現場の課題 その解決に向けて」のタイトルで、情報処理推進機構(IPA)技術本部セキュリティセンター普及グループ グループリーダーの横山尚人氏による講演を開催。大企業に対して遅れが指摘される中小企業の情報セキュリティの課題と解決のための施策などについて話した。

 16時からはITによる地域活性化の可能性に関する二つのキーノートが開かれる。一つは「地方版IoT推進ラボ 特別企画セッション『IoTで日本全国活性化!進む地方創生プロジェクト』」で、日経BP総研イノベーションICTラボの桔梗原富夫フェローをモデレーターに、札幌市、函館市、釧路市、猿払村という4自治体の地方版IoT推進ラボ担当者が、これまでの成果と今後の可能性について議論する。

 もう一つは「北海道の情報通信 ICTによるイノベーション創出「I-Challenge!」だ。北海道のICT産業の現状を解説するとともに、スタートアップ企業とベンチャーキャピタルなどのチームによる研究開発や事業育成を支援する総務省のイノベーション創出支援策「I-Challenge!」を説明する。

 2日目の6月27日にはAIについてのキーノートを相次いで開催する。

 まず10時から、北海道大学大学院情報科学研究科教授の川村秀憲氏が、基礎理論の概要から最前線の研究事例、AIを応用したビジネスや技術発展の今後について語る。そして13時からは、北海道大学大学院情報科学研究科教授の山本雅人氏が、日経BP社技術メディア局長補佐の中村建助と対談。カーリングの戦術を支援するために生まれた“カーリングAI”の概要と実力、応用の可能性などを公開する。

 Cloud Days 札幌 2018は、IoT Japan 札幌 2018、働き方改革 札幌 2018、Security 札幌 20188の各専門展で構成するICTの総合展。64社が出展・協賛し、2日間にわたって49セッションのキーノートやセミナーを開講する。ほかにも2日間の会期を通じて、働き方改革やクラウド、自動運転、スタートアップなどをテーマにしたキーノートが実施される。