PR

 RTOSメーカーのイーソルは「第7回IoT/M2M展 春」(2018年5月9日~11日に東京ビッグサイトで開催)にブースを構え、Amazon FreeRTOSへの対応策などをアピールした。同社の主力製品はメニーコア対応のRTOS「eMCOS」で、過半がクルマで利用されている。

Amazon FreeRTOS対応策のコーナー。日経 xTECHが撮影。スクリーンはイーソルのスライド
Amazon FreeRTOS対応策のコーナー。日経 xTECHが撮影。スクリーンはイーソルのスライド
[画像のクリックで拡大表示]

 Amazon FreeRTOSは2017年11月に発表された(関連記事)。イーソルが開発提供するRTOS製品とは基本的に競合関係にある。Amazon FreeRTOSのポイントは、AWS(Amazon Web Services)へ容易に接続するための機能が備わっていること。エッジで収集したデータを解析のためにクラウドへ送ることはIoTの決まり手の1つであり、クルマのIoT化を考えるとイーソルとして黙って見ているわけにはいかない。

 今回のブースでイーソルが説明した、同社のAmazon FreeRTOS対応策は次の通り。説明員によれば、Amazon FreeRTOSは2つの部分からなる。AWSへの接続機能などが含まれる「Libraries」と呼ばれる部分と、RTOS本体である。イーソルは、LibrariesとeMCOSを組み合わせてユーザーに提供する。同説明員によれば、RTOSを入れ替えて提供することに関してAWSとは話が付いているとのことだった。さらにAWSのサービスの一部をエッジ側で実行する「AWS Greengrass」にも対応する。これで、クラウドとの接続が切れた状態でも処理の継続を可能にできるという。

Amazon FreeRTOS対応策の概要。AUTOSARは車載ソフトウエアの標準プラットフォーム。イーソルのパンフレットの一部
Amazon FreeRTOS対応策の概要。AUTOSARは車載ソフトウエアの標準プラットフォーム。イーソルのパンフレットの一部
[画像のクリックで拡大表示]