例年、Hannover MesseのHall 6~8の「Digital Factory」ゾーンには名だたるIT企業がブースを構える。このゾーンで2018年に勢力を拡大してきたのが、米Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)である。

 産業用IoT(Internet of Things)の世界でも、IaaS(Infrastructure as a Service)やPaaS(Platform as a Service)のプロバイダーとして存在感が高まっているAmazon Web Services。その躍進を象徴する事例は、独SiemensのIoT基盤「MindSphere(マインドスフィア)」の新版(バージョン3)が稼働するクラウド環境として、Amazon Web Servicesの「AWS」が採用されたことだろう(関連記事)。従来版(バージョン2)は、独SAPの「SAP Cloud Platform」だった。Siemensでは、バージョン3を米Microsoft(マイクロソフト)の「Microsoft Azure」などにも対応させる予定だが、ユーザーに真っ先に提供するのはAWS版である。

 Hannover Messe 2018のAmazon Web Servicesのブースでも、MindSphereとの連携に関する展示が多く見られた。その1つが、イスラエルHam-Let(ハムレット)グループによるバルブのIoT化のデモンストレーションだ。

バルブのIoT化のデモ
バルブのIoT化のデモ
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