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 米Synopsys社は、エレクトロニクス設計の国際イベント「55th Design Automation Conference(DAC 2018)」(米サンフランシスコで6月24日~28日に開催)の会場近くで、車載SoC/ICをテーマにしたプライベートイベント「Automotive Drives the Next Generation of Designs」を開催した。このイベントには、米TSMC North America社、米NVIDIA社、パナソニック デバイスシステムテクノ、エヌエスアイテクスの4社から講師が招聘された。司会は、独Volkswagen社で長らく研究開発などを行った後でSynopsysに移ったという、Burkhard Huhnke氏(Vice President, Automotive Strategy)が務めた。

登壇したTom Quan氏(左端)。壇上で着席しているのは手前(左側)から、Burkhard Huhnke氏、Jon Colburn氏、平田昭夫氏、杉本英樹氏。日経 xTECHが撮影
登壇したTom Quan氏(左端)。壇上で着席しているのは手前(左側)から、Burkhard Huhnke氏、Jon Colburn氏、平田昭夫氏、杉本英樹氏。日経 xTECHが撮影
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 最初にHuhnke氏がSynopsysの車載SoC/ICに対する取り組みを紹介したあとで、招聘した4社からの講演があった。このうち、米TSMC North America社のTom Quan氏(Director of Open Innovation Platform Marketing)は、TSMCの車載IC向けのサポート体制を語った。同社の車載IC向けプロセスでは、16nmの「16FFC」が現在のところ先端だが、その次に車載向けの7nmプロセスを開発していることを以前から表明している(関連記事1)。これまでは生産開始時期は明確にしていなかったが、今回Quan氏は、車載向けの7nmプロセスでの生産開始を2019年第2四半期と明言した。なお、スマートフォン向けSoCや高性能コンピュータ向けICなどの7nmプロセスでの量産はすでに始まっている。

自動運転向けの技術は応用が利く

 NVIDIAからはJon Colburn氏(Distinguished Engineer)が登壇した。同氏は自動運転Taxi「Robo-Taxi」の開発に向けたボードコンピューターの「DRIVE PX Pegasus」(関連記事2)などを紹介した後で、自動運転向けではないがクルマのさまざまな制御に向けた「NVIDIA DRIVE IX」(関連記事3)も紹介した。最後にはこんな発言もした「多くの分野では自動運転車ほど複雑な制御は要らないため、我々の開発した技術は容易にさまざまな分野に展開できる」(Colburn氏)。

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