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 プロジェクターを頭にかぶってARを実現する。そんな一風変わったデモ(インスタレーション)をソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)が「SIGGRAPH 2018」で披露した。小型レーザープロジェクターを搭載したヘルメットをかぶり、暗室に入って映像を視聴する。プロジェクターの投射口は前方を向いているので、現実空間に重畳された映像を常に見られる。いわば、「ウエアラブル・プロジェクション・マッピング」(開発者で、同社アソシエイト リサーチャーの笠原俊一氏)である。

小型プロジェクターをヘルメットに搭載
小型プロジェクターをヘルメットに搭載
(日経 xTECHが撮影、以下同)
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 台湾HTCの位置追跡用センサーモジュール「VIVE Tracker」を後頭部に搭載。装着者の位置に応じた映像を空間に投影できるようにした。

後頭部に「VIVE Tracker」を搭載。写真の右側が後ろ側
後頭部に「VIVE Tracker」を搭載。写真の右側が後ろ側
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 周囲の環境に応じた映像を投影できるように、深度センサーによって、暗室内の3次元(3D)マップをあらかじめ作成している。投影するのは2次元の映像だが、装着者が体や頭を動かしているせいで、運動視差になどによって、映像が立体的に見える効果が生まれるという。