PR

 米Advanced Micro Devices社は、「SIGGRAPH 2018」(カナダ・バンクバーで8月12日~16日に開催)においてワークステーション向けGPUカードの新製品「Radeon Pro WX 8200」を発表した(ニュースリリース)。1000米ドルを切る価格で購入できることを強くアピールしている。

AMDのブース。日経 xTECHが撮影
AMDのブース。日経 xTECHが撮影
[画像のクリックで拡大表示]

 新製品のRadeon Pro WX 8200は同社が民生向けに提供しているGPUカード「Radeon RX Vega 56」をベースに、ワークステーション向けの機能と仕様を搭載した製品である。設計や製造、メディア/エンターテイメント、建設土木などの分野において、開発段階で最適なGPU製品だとする。

 基本的な仕様はVegaアーキテクチャーのRadeon RX Vega 56に準じているが、搭載メモリーのECC保護機能などを追加した。Vegaアーキテクチャーを搭載したRadeon Pro WXシリーズには、昨年のSIGGRAPH 2017の際に披露した「Radeon Pro WX 9100」が既にあるが(関連記事)、市販価格は1500米ドル前後とされている。WX 9100で16GバイトだったGPUメモリーの容量は新製品では8Gバイトに削減するなどして、新製品は低価格化を図ったようだ。AMDは1000米ドルを切る価格で購入できるとする。実際、米国の通販会社newegg社のサイトでは、999米ドルでRadeon Pro WX 8200の先行予約が始まっている(当該ページ)。Radeon Pro WX 8200は2018年9月上旬より出荷開始の予定である。

 このほか、AMDはレンダリングソフトウエア「Radeon ProRender」向けの2つのプラグインを発表した。発表されたプラグインは「PTC Creo」および「Pixar USD Viewport」である。また既存のプラグインについても、例えばAutodesk 3ds Max 2019の追加サポートやカメラのモーションブラーなどの機能追加があった。これらの追加プラグインはAMDより無償で提供される。

今回の新製品。AMDのイメージ
今回の新製品。AMDのイメージ
[画像のクリックで拡大表示]