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 中国ZTEは2018年8月30日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催されている「IFA 2018」に先駆けて、プレスカンファレンスを開いた。5G対応端末の開発状況やフラグシップとなるスマートフォンの新製品「ZTE Axon 9 Pro」を発表した。

 イベントには、ZTE Mobile DevicesのProduct Marketing and Strategy担当バイスプレジデントであるJeff Yee氏が登壇。米政府による制裁が2018年7月13日に解除されたことを踏まえ、「数カ月の空白があったが、顧客やパートナー企業からの支援には感謝している。フラグシップスマホの新製品を発表し、5Gに向けたイノベーションを進めていく」と語った。

ZTE Mobile DevicesのProduct Marketing and Strategy担当バイスプレジデントであるJeff Yee氏
ZTE Mobile DevicesのProduct Marketing and Strategy担当バイスプレジデントであるJeff Yee氏
(写真:山口 健太、以下同じ)
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 5Gデバイスについては「コンシューマー製品に5Gを搭載するのは簡単ではない。アンテナの設計や電力管理の問題があり、端末内の小さな空間に多くの部品を詰め込まなければならない」(Yee氏)と語った。

5Gデバイスの要素技術
5Gデバイスの要素技術
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 ZTEが開発中の5Gスマホは「単に(ファイルや画像、映像などの)ダウンロードが速くなるだけでなく、レイテンシ(待ち時間)が1ミリ秒以下になることでユーザー体験は大きく変わる」(Yee氏)。5Gタブレットは「10Gbpsの通信速度に対応し、4Kや8Kの映像ストリーミングが可能になる」と語った。

5Gスマホのモックアップ
5Gスマホのモックアップ
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5Gタブレットのモックアップ
5Gタブレットのモックアップ
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 5G対応の屋外向けCPE(宅内装置)では、スポーツの試合中に観客がHDのストリーミングを家族に見せるなど、多くの人が集まる場所でも快適な通信が可能になる。屋内向けCPEではテレビやインターネットの接続が全て無線になり、家庭内のあらゆるデバイスを接続できるようになるとのビジョンを示した。

屋内向け(左)と屋外向け(右)のCPE
屋内向け(左)と屋外向け(右)のCPE
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