PR

 富士通は、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16~19日、幕張メッセ)での出展内容について発表した。同社では顧客企業との協業により、デジタル革新の実績が上がりつつあるとし、今回は「Co-creation for Success」をテーマに掲げ協業事例を中心に展示をする。特に、デジタル革新の実現のために必要な6つの要因を「デジタル・マッスル」と位置付け、その強化を実現する技術の展示に注力するという。

同社がデジタル革新に必要な6要因とする「デジタル・マッスル」と、それに対応する同社の技術や協業の事例
同社がデジタル革新に必要な6要因とする「デジタル・マッスル」と、それに対応する同社の技術や協業の事例
[画像のクリックで拡大表示]

 今回は技術の詳細よりも、その技術を使った実績を見せるようにしたという。「来場者を分析したところ、この2年で、営業やマーケティング、企画開発の担当者が多くなっていることが分かった。例えば、デパチカ(百貨店地下階の食料品売り場)のバイヤーがITを使った新サービスを考えるためのヒントを探しに来る、といった具合だ。そこで、今回はビジネスを変えている事例の展示に注力した」(富士通 マーケティングコミュニケーション本部 プロモーション企画統括部 シニアマネージャーの内田哲也氏)。

富士通 マーケティングコミュニケーション本部 プロモーション企画統括部 シニアマネージャーの内田哲也氏
富士通 マーケティングコミュニケーション本部 プロモーション企画統括部 シニアマネージャーの内田哲也氏
[画像のクリックで拡大表示]

 見どころとして挙げるのは4つのデモだ。1つは、生体認証による「手ぶらで簡単決済」(プレスリリース関連記事「100万人規模でも手ぶらで決済、富士通研が生体認証技術を開発」)。顔認証と手のひら静脈認証を組み合わせて認証する技術である。2種類の生体認証を組み合わせることで、静脈認証で必要だったパスワードや暗号の入力が不要にできるとする。すなわち、生体情報だけで認証できる。また予め登録された顔データベースからの該当者の絞り込みにかかる時間が短く、短時間での決済が可能という。2つの生体認証を組み合わせる技術に関しては2018年10月7日に「ICIP(International Conference on Image Processing 2018)」(ギリシャ、アテネ)で発表しているが、一般向けに体験デモ展示を行うのは今回が初めて。セルフレジを模したデモで、コンサートなどのイベント会場での利用も想定している。

生体認証による「手ぶらで簡単決済」の体験デモ展示を予定する
生体認証による「手ぶらで簡単決済」の体験デモ展示を予定する
[画像のクリックで拡大表示]