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 「当社の新事業として期待をかけている」。オークマは、工作機械の加工室内に内蔵するタイプのロボット「ARMROID」を開発した(図1、プレスリリース)。産業用ロボットを別途設置せずに、工作機械単体でワークの脱着作業や加工作業の支援を自動化できる。記者発表会では同社代表取締役社長の花木義麿氏が、冒頭のように述べて新製品への強い意気込みをみせた。

4軸で最大可搬質量は5kg。
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加工と連動して動作させられる。(出所:オークマ)
加工と連動して動作させられる。(出所:オークマ)
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図1 工作機械の加工室にビルトインするロボット「ARMROID」

 ARMROIDは、知能化・自動化機能を備えた「スマートマシン」と呼ぶ同社のNC旋盤の加工室内に据え付ける4軸ロボット。切粉の処理や加工中のワークの支持など、これまで外付けのロボットでは難しかった作業を自動化できる。

 これまでも、工作機械に外付けしてワークの脱着などを行うロボットはあったが、加工室内に内蔵するタイプはなかった。「工作機械と完全融合した世界に類を見ないロボット。NCやサーボ、機械加工を知り尽くしている当社だからこそ開発できた革新的なシステム」(花木氏)という自信作だ。製造現場の人材不足が顕著になる中、特に中小の加工業者における自動化をターゲットに開発した。