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 一方、欧州の大手メーカーでは、ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)が2020年型のセダン「パサート」を発表するが、ドイツのダイムラー(Daimler)やBMW、アウディ(Audi)は、展示会への参加を見送った(図2)。

Daimlerのブース(2018年)
図2 Daimlerのブース(2018年)
(出所:DADA)
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 その背景の1つに、新技術や新型車の発表の場として「CES」の存在感が高まっていることがある。世界の大手自動車メーカーはここ数年、CASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)に関する新技術や新型車両の発表を、毎年1月上旬に開催されるCESで行うケースが増えている。

 巻き返しに向けて、デトロイトショーの運営団体である「DADA(Detroit Auto Dealers Association:デトロイト自動車販売店協会)」は、同ショーを2020年から6月に開催することを決めた。1月開催のデトロイトショーは、今年が最後になる(図3)。

6月開催のイメージ
図3 6月開催のイメージ
(出所:DADA)
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 開催時期を初夏の6月に変更することで、自動車メーカーなどの出展者は屋外での新型車の発表や展示、自動運転車のデモなど、極寒の1月には実施が難しかったイベントを行えるようになる。世界の大手自動車メーカーは概ね、1月から6月への開催時期の変更を歓迎している。