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 小糸製作所は、2種類の新型ヘッドランプを開発した。いずれも2020年ごろに量産する計画だ。「CES 2019」(米ラスベガス、2019年1月8~11日)に先駆けて2019年1月6日に開催されたイベント「CES Unveiled」で試作品を公開した(図1)。

図1 CES Unveiledで披露したヘッドランプ。「ブレードスキャン」方式と呼ぶ独自の配光技術を採用した
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図1 CES Unveiledで披露したヘッドランプ。「ブレードスキャン」方式と呼ぶ独自の配光技術を採用した
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図1 CES Unveiledで披露したヘッドランプ。「ブレードスキャン」方式と呼ぶ独自の配光技術を採用した
図2 ヘッドランプの方式の比較
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図2 ヘッドランプの方式の比較

 2種類のヘッドランプはいずれも、先行車や対向車、歩行者などを検知して、運転者や歩行者がまぶしくないように、その方向の光だけをカットする。同社は現在、10~20個ほどのLEDチップを2列に並べて、点灯と消灯を制御することで配光する「LEDアレー」方式のヘッドランプを量産している(図2)。制御できる分解能(解像度)は、12個のLEDチップを使った品種で1.7度ほどである。

 今回の開発品は、解像度を高めて車両や歩行者がいるところだけを照射しないようにすることが目的。「照射できる範囲をできるだけ拡大することが安全性の向上につながる」(小糸製作所シリコンバレー研究ラボ所長でプロジェクトダイレクターの増田剛氏)ためだ。配光の仕方の違いで2つ用意した。コストを抑えて普及車への搭載を想定した「ブレードスキャン」方式と、高解像度を追求して高級車への採用を狙う「DMD(Digital MicroMirror)」方式である。