韓国サムスン電子は2019年1月8日から米ラスベガスで開催中の「CES 2019」にブースを出展し、5G(第5世代移動通信システム)スマートフォンのプロトタイプやノートパソコンの新製品を展示した(写真1)。1月10日からは「Galaxy S10」とみられるスマホ新製品の予告も開始している。
「Galaxy S10」は2月20日に発表
CES会期中の1月10日、サムスンは2月20日午前11時(太平洋時間)に米サンフランシスコで新製品発表会「Galaxy UNPACKED」を開催すると発表し、サムスンブースで発表を予告する展示を始めた。ティザー動画には「10」の表記があり、「Galaxy S9」に続くフラッグシップモデル「Galaxy S10」の発表が予想されている(写真2)。
ブースには5Gスマホのプロトタイプを展示した。サムスンブースの広報担当者によれば、Galaxy S10とみられる新製品と、このプロトタイプの間に直接の関係はないという(写真3)。
スマホのプロトタイプはケースのようなものを装着しており、詳細な構造が見えにくくなっていた。端末の側面には音量ボタンや電源ボタンのほかにGalaxyシリーズのBixbyボタンにようなキーがあるほか、画面右上にはフロントカメラを搭載していた(写真4、5)。スタンドは市販の「DeX Station」とのことで、ワイヤレス充電に対応しているとみられる。
2月20日に発表される新型Galaxyが5Gに対応するかどうかに関する情報は得られなかった。ただ、サムスンは最初の5Gスマホを2019年上半期に発売すると明らかにしている。