WHILLは1人乗りの超小型のモビリティー「WHILL」に自動運転機能を追加した移動体を「CES 2019」(2019年1月8~11日、米国ラスベガス)で初披露した。
展示したモデルは販売・出荷開始済みの開発者向けの「Model CR」をベースに改良したもの。左右のひじ掛け部分にステレオカメラ(計2台)と、座面下にLiDARを付加している(図1、図2)。これらのセンサーを使い、手動操作時の衝突前停止機能、目的地までの自動運転機能を実現した。
展示では、ところどころに障害物を模したバルーンを置いた2人分の幅の1周できるコースを用意(図3)。来場者に本モデルに搭乗してもらい、衝突防止機能と自動運転機能を体験できるようにした(図4)。途中で乗り捨てると、移動体はスタート地点に自動運転で戻る。