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 ドイツ・ダイムラー(Daimler)は、メルセデス・ベンツ(Mercedes Benz)ブランドの電気自動車(EV)コンセプト「Concept EQV」を「ジュネーブモーターショー」(一般公開日:2019年3月7~17日)で公開した(リリース)。

高級ミニバンのEVコンセプト「Concept EQV」(撮影:日経 xTECH)
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高級ミニバンのEVコンセプト「Concept EQV」(撮影:日経 xTECH)
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高級ミニバンのEVコンセプト「Concept EQV」(撮影:日経 xTECH)
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高級ミニバンのEVコンセプト「Concept EQV」(撮影:日経 xTECH)

 同社は2016年にEVの技術ブランド「EQ」を立ち上げ、2017年のIAAでハッチバック「Concept EQA」を発表。2018年9月に初の量産EVとなるSUV(多目的スポーツ車)「EQC」を発表した(関連記事)。今回のConcept EQVの発表で、EVを小型バンにも拡大した形だ。

 Concept EQVの電池容量は100kWh、航続距離は400km。15分で100km分の急速充電ができる。出力150kWのモーターや変速機、電力制御ユニットなどを一体化した小型電動システム「eATS」を前輪に搭載する。最高速度は160km/h。最大8人乗りまで可能。2019年9月の「フランクフルトモーターショー(IAA)2019」で量産モデルを発表する。

 プレスカンファレンスにはDaimler会長のディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)氏が登壇した。同社は2022年までにメルセデス・ベンツ車のすべてに電動モデルを設定するほか、2025年までに10車種以上のEVを発売する計画である。

Daimler会長のDieter Zetsche氏は、モビリティーサービスや自動運転開発でドイツBMWと協業することをあらためて説明した(撮影:日経 xTECH)
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Daimler会長のDieter Zetsche氏は、モビリティーサービスや自動運転開発でドイツBMWと協業することをあらためて説明した(撮影:日経 xTECH)
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Daimler会長のDieter Zetsche氏は、モビリティーサービスや自動運転開発でドイツBMWと協業することをあらためて説明した(撮影:日経 xTECH)
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Daimler会長のDieter Zetsche氏は、モビリティーサービスや自動運転開発でドイツBMWと協業することをあらためて説明した(撮影:日経 xTECH)